組立保険
※一部お取り扱いのない商品もございます。予めご了承ください。
工事保険は大きく3つに分類されます。
1.建設工事保険 2.土木工事保険 3.組立保険
それぞれ工事の種類により加入する保険が異なりますが、
いずれも保険の対象(工事対象物など)に生じた損害を補償するものです。
組立保険とは
内・外装工事、電気設備工事・空調設備工事・給排水設備工事・ガス設備工事等のビルの設備工事中の工事対象物に、不測かつ突発的な事故により損害が生じた 場合、その復旧費を補償する、主に設備工事業者・リフォ-ム業者・機器設置業者向けの保険です。
組立保険の概要
- 組立工事中の工事対象物のリスクを補償。
(組立作業の欠陥による事故や火災、破裂、爆発、盗難、風水災等不測かつ突発的な事故を補償します。) - 保険の対象の復旧費を損害額としてお支払いします。
- 損害拡大防止、軽減費用もお支払いします。
(担保危険による損害が発生した後に投下された必要かつ有益な費用についても損害保険金としてお支払い)
対象となる工事
ビル付帯設備
冷暖房、給排水・衛生、電気、ガス設備など
ビル、マンション等の内外装工事
鋼構造物
アンテナ、鉄塔、鉄骨建物、アーケード、広告設備、クーリングタワー等
橋りょう、各種タンク(円筒形、球形等)
各種の機械、設備・装置
プレス、圧延機、炉、モーター、ディーゼルエンジン、ボイラ、コンプレッサー、変圧器、発電機、通信機、ケーブル、配管、電気配線など
各種プラント工事
保険の対象・保険の目的
- 工事の目的物及びその材料
- 工事用仮設物(仮枠、足場、電気配線、配管、電話・伝令設備、照明設備など)
- 工事用仮設建物(現場事務所、宿舎、倉庫など)
- 工事用仮設建物に収容の什器・備品
次に揚げるものは、保険の対象には含まれません。
- 工事用仮設設備(バーチャープラント、受変電設備、給排水設備など)、工事用機械、器具、工具及びこれらの部品(※注)工事用仮設設備および工事用機械につきましては別途、特約を付して保険の対象に含めることも出来ます。
- 航空機、船舶または水上運搬用具、機関車、自動車、その他車両
- 設計図書、証書、帳簿、通貨、有価証券その他これに準ずるもの
- 触媒、溶剤、冷媒、熱媒、ろ過剤、潤滑油その他これらに準ずるもの
- 原料または燃料その他これに準ずるもの(※注)変圧器、開閉装置およびケーブルの絶縁油・ガスは保険の対象に含まれます。
保険金額(ご契約金額)の決め方
保険金額 = 請負契約金額 + 支給機材価額
保険期間
始期
対象工事の開始または保険の対象が工事現場に最初に荷降ろしされた時
終期
試運転または負荷試験終了後、保険の対象を引き渡した時
お支払いする損害
- 組立作業の欠陥による事故
- 労務者、従業員や第三者の取扱上の拙劣、悪意または過失による事故
- 設計、材質、または製作の欠陥による事故
- 火災、破裂・爆発による事故
- 盗難
- 土地の沈下・隆起。地滑りまたは土砂崩れによる事故
- 暴風雨、高潮、洪水、氾濫、落雷、冷害、氷害による事故
- ショート、アーク、スパーク、過電流等の電気的事故
- 航空機またはその一部の落下による事故